バングラデシュで刺繍製作に携わるお母さんと、

その子供達。私にとってのバングラデシュの家族です。

バングラデシュはインドの東隣、日本の1/4くらいの国土で人口が１.６億人。（）

とにかく人がいっぱいの国です。

私たちの製品を製作しているのは、かなり田舎の町なんですが、

外国人が珍しいみたいで、作業場にいると、学校の帰りに立ち寄って見に来たり、

すぐにこれくらいの謎の人だかりができてしまう、それくらい人がいっぱい。

製作している田舎町の作業場では、

その庭に遊に来る近所の子供、行き交う人がおしゃべりをしに来る、庭に椅子を出してのんびり座る老人もいる、

日本ではなかなか見られなくなった光景が広がっています。

お仕事で行って、いろいろなことに急かされて仕事する私も、

仕事はパタパタと進んでいくのですが、ふと、そんな光景を見て、ホッとさせられます。

やることはしっかりやる。でもホッとする時間も大切。

日本に学んでもらわないこともたくさんあるけど、逆に、私はいつも彼らからたくさんのことを学んでいます。